地酒-高知県の名産品

皿鉢料理に代表される数々の新鮮素材をふんだんに使ったおいしい料理が有名な高知県ですが、おいしい料理によく合う地酒も取り揃えています。
ひと言に地酒と言ってもその種類はいろいろですから、海・山・川の幸それぞれに合ったものを選んで堪能することができるでしょう。

酒好きな人が多いと言われる土佐の人の好みに合わせた淡麗で辛口な味が特徴です。
おいしい料理とお酒で語り合うのが高知流のスタイルです。

そもそも高知県の酒文化は藩政時代から続いています。自ら鯨海酔候と呼ぶほどの愛酒家である土佐藩主の山内容堂や坂本龍馬を始め幕末に活躍した志士たちも、酒を酌み交わしながら議論するのが日常であったと言われています。
今でもお酒は土佐の人同士のコミュニケーションを図るための潤滑油のような働きをしています。
コミュニケーションには必須の地酒文化は、最古から伝統として受け継がれているとも言えるでしょう。

高知県には現在20ヶ所にもおよぶ蔵元が東は田野町、西は宿毛市までの至るところに位置しています。
それぞれ個性溢れる地酒を作る蔵元同士の交流も盛んで、「土佐新酒の会」といって新酒を持ち寄り消費者を交えて交流を楽しむ会が発足されています。
また、イベントも盛りだくさんで伝統のお座敷遊びの技を競い合う「はし拳大会」や「土佐酒アドバイザー研修」などに力を入れています。

地酒あっての高知県というくらい、地酒をクローズアップして街全体が盛り上がっているといっても過言ではありません。
土佐の風土が生み出した逸品を是非味わいたいものですね。