四万十川

四万十川は水環境の保全状況が極めて良好で、住民によっても保全活動が盛んに行われています。「名水百選」にも選定された四万十川の源流があるのは高知県高岡郡津野街にある「不入山」で、四国カルスト県立自然公園の東南に位置する高峰です。

四万十川の上流域は高知県山間部に位置し、大小の渓谷や風景林、瀑布など、さまざまな自然と景勝に恵まれており、無数の渓流や支流を集めてだんだんと水量を増しながらゆっくりと南下します。
温泉やキャンプ場、太郎側公園などがあり、アウトドアを楽しむ人で賑わっています。
春から夏にかけてのシーズン時期にはキャンプや渓流釣りを目的として訪れる方がたくさんいます。

四万十川の中流域では、いくつもの支流を集めた四万十川が大きく蛇行しながら南下します。
豊かな水量と川幅に恵まれており、日本の河川の中では中流域とは思えないほどです。
そんな清流ではカヌーやボート、キャンプなどのアウトドアを楽しむ人で賑わっています。

四万十川の下流域は、市街地をゆっくりと南下し太平洋である土佐湾に流れ込みます。
下流域では観光屋形船を楽しむ人がいたり、トンボ自然公園や沈下橋といった見所もあります。
沈下橋とは増水時に川に沈んでしまうよう設計された橋のことで、市内だけでも深木・高瀬・勝間・口屋内・岩間・長生・中半家・半家といった数々の四万十ならではの沈下橋の風景が楽しめます。
河口付近ではウインドサーフィンを楽しむ若者で賑わっています。
また、伝統的な川漁などの風物でも有名です。

四万十川は自然いっぱいの地で、たくさんの生物や植物が生息しています。
観光しながら多くの自然を感じることができるでしょう。