室戸岬

四国の東南端に位置するのが室戸岬です。室戸阿南海岸国定公園にも指定されている地で、周辺には弘法大師ゆかりの史跡が多いのが特徴です。太平洋に向かってV字形に突き出るような形状の海岸線は約48kmもあり印象的です。

弘法大師が悟りを開いたと言われる御厨人窟・神明窟の2つの洞窟があります。正面から向かって右側が三教指帰の悟りを得たと言われる神明窟で、もうひとつが御厨人窟で、ここで寝起きしたとも言われています。御厨人窟には五社神社があると言われており、ここから見える空と海に感銘を受け弘法大師自ら空海を名乗ったとも言われています。

最御崎寺境内になる硬い石英安山岩は、石で叩くと冥土まで届く金属音がすると言われる鐘石や、上部に蜂の巣のような小さな穴がたくさん開いた岩で、この穴に石を投げ入れると子宝を授かるという迷信のある子授の岩が楽しめます。

室戸岬の亜熱帯性樹林および海岸植物群落は国の天然記念物としてお馴染みですが、その主役となるのはアコウ林です。アコウは木根が太いのが特徴的で、大木や群落が多く見られる乱礁遊歩道では探検気分で散策できます。

歴史的な史跡としては中岡慎太郎像や室戸青年大師像が有名です。

また、海洋深層水について紹介する取水施設、室戸海洋深層水アクアファームでは、関連商品が販売されています。

明治32年に完成し、今も現役として多くの観光客が足を運ぶのが室戸岬灯台です。大海原を背景にそびえたつ白亜の灯台は昔も今も変わらぬ人気です。

旅の疲れを癒すなら入浴施設であるシレスト室戸がお勧めです。美しい室戸の海を眺めながらいろんなアクアエクササイズが楽しめます。プールには温かい海洋深層水を使用している人気のタラソセラピー施設です。インストラクターの指導のもと、自分に合った水圧式マッサージが体感できるのも魅力的です。

歴史深い部分からアウトドアまで幅広く堪能できるのが室戸岬の良い所です。